Quality control

靴下のヤマツネ規格への挑戦

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Quality control

基準を作っています。

靴下には明瞭な規格が存在していません。もちろん、品質上○○社のものが優れており、そこを参考にして欲しいというようなオーダーをいただくことがあります。しかし、それは大変難しいお題です。というのも、品質というものは見た目の話ではなく、素材調達、工程管理、生産拠点、物流、設計、企画といったすべての集大成として出来上がっているからです。当然、形だけを真似したところで「品質」を真似することはできないのです。そこで私たちは、年間数百万足を生産している実績と経験、そして品質管理ノウハウをベースにヤマツネQualityというものがどのようなものなのか、その規格をまとめていきたいと考えています。同時にそれをできる限り公開しながら、品質の理解と生産への可能性と発展につなげていきます。

品質ポイントのコンポーネント化

形状

靴下は単純なL字型形状というよりは、筒状の品物であり立体造形物です。そのため、編機を使うのが一般的ですが、機器類の進化により厚み、編目、素材変更など様々なことが可能になりました。その分、形状や仕様のバリエーションが膨大に存在しています。これらをパターン化する作業を行なっています。

コンポーネント化

様々な仕様の組み合わせを自由に設定できるように、コンポーネント化し、提案できるように取り組んでおります。今できる工程、量産工程、品質上の課題などがクリアになり、私たちにとっても生産管理上重要な効率化を実現することができます。お客様にとってもわかりやすく情報提供が可能です。